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バスケで多いケガ

太もも・ふくらはぎの怪我

太もも・ふくらはぎの怪我

肉離れ

スポーツを行うなかで、急に無理な動作をした場合(ダッシュやストップ、ジャンプからの着地など)に発生する筋膜や筋繊維の損傷・断裂を表します。発症すると患部に激痛が走り、ときには筋肉が断裂した瞬間に「プチッ」という音が聞こえることもあるでしょう。また、痛みのある部位をよく観察すると、くぼみや変色が生じている場合もあります。

腰の怪我

腰の怪我

腰椎分離症

成長期のバスケットボール選手で腰痛が2週間以上続く場合、腰痛分離症の恐れがあります。 腰椎分離症とは、成長期に強くカラダを反ったりねじったりすることで腰椎に負荷が掛かり、疲労骨折が起きる症状のことです。パスやシュートのとき、イスに座っているときにも痛みが出るのが特徴。練習量が多いと発症しやすいと言われますが、遺伝などの影響もあると考えられます。

腰椎分離すべり症

腰椎離症が進行すると腰椎分離すべり症へと移行します。腰椎分離症が起きる事によって骨のつながりが不安定になり、不安定になった背骨は前後にずれる事があります。 大きく滑りずれて神経に触れると激痛や痺れ、触っても感覚が無いという感覚障害や足首を上げたくても力が入らないという運動麻痺などの症状がでる事があります。

筋・筋膜性腰痛

筋肉や筋膜が原因となって起こる腰痛のことです。姿勢が悪いことにより筋肉に慢性的な負担がかかったり、スポーツなどで急激な負荷がかかったりしたときに筋肉が緊張し動きが悪くなることで痛みを感じます。例として、前傾姿勢の保持・バスケット・バレーボールにおけるジャンプの着地での衝撃などスポーツ中の無理な体勢などによるものが挙げられれ、何をしても痛いというような曖昧な症状がみられます。

膝の怪我

膝の怪我

ジャンパー膝

ジャンパー膝とは別名「膝蓋靭帯炎」と呼ばれ、バスケやバレーなどのジャンプ競技者に多いことからこの名が付きました。症状は太ももの筋肉への負荷が重なり、筋肉が硬くなってしまい、主に膝を曲げる動作時に痛みが出現します。重度になってくると歩行時にも痛みを感じたり、階段昇降など日常生活にも支障をきたすようになります。

オスグット病

膝のお皿の下の骨が隆起し、腫れと痛みが生じる、成長期に頻発する代表的なスポーツ疾患です。 オスグッドは、筋肉が発達し、運動量が増える小学校高学年から中学生にかけての成長期に多く見られるオーバーユース障害(膝などの使いすぎによる疾患)のひとつで、膝を曲げると痛みを感じるようになり、ひどい場合には歩くことさえ困難になってしまいます。

前十字靭帯損傷(後十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯)

受傷時、多くの場合「プチッ」「グキッ」などの音を伴うことがあります。関節内に出血が起こるため、数時間で膝関節周囲が大きく腫れます。痛みのため動けなくなり、膝関節の曲げ伸ばしが困難になります。受傷後の症状として「膝がぐらぐらする」「膝に力が入らない」「膝が完全に伸びない、正座ができない」「スポーツ復帰して何度も膝を外してしまう」「膝が腫れて、熱を持つ」などがあります。また、前十字靭帯損傷以外に、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯の3つの靭帯損傷があります。

半月板損傷

半月板損傷は、体重が加わった状態で膝をひねったり、衝撃が加わったりすることで起こり、前十字靭帯損傷に合併することもよくあります。半月板が損傷すると痛みが生じ、運動時痛や膝を曲げ伸ばしした際の引っかかり感といった症状が出現します。ひどい場合には膝に水(関節液)がたまったり、急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、激痛のため歩けなくなることもあります。

すねの怪我

すねの怪我

シンスプリント / 脛骨過労性骨膜炎

シンスプリントは、脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)とも呼ばれるランニング初心者が陥りやすいランニング障害です。運動中や運動後に足のすねの内側(下方1/3あたり)に痛みが生じます。サッカー、バスケットボールやバレーボールなど、ダッシュやジャンプを繰り返すスポーツでも多い症状で、主に筋力が不足していたり、オーバーユース(使い過ぎ)などが原因で発症します。

くるぶしから下の怪我

くるぶしから下の怪我

アキレス腱炎

アキレス腱炎の典型的な症状は、かかとの後部に痛みや焼けるような感覚が生じるというものです。走ったり歩いたりなどの運動をしているときや、座っている状態から立って歩き始めるといった動作をするときに痛みを感じることが多いのが特徴です。また、アキレス腱部を触ると腫れており、押すと痛みを感じます。

アキレス腱断裂

ふくらはぎの筋肉に疲労が蓄積され柔軟性が低下しその状態でダッシュすると腱に強いストレスがかかり断裂などが起こります。断裂する前の初期症状としてアキレス腱に痛みが出てくるので早めのケアが大事になります。 断裂したアキレス腱部にはっきりした陥凹を触れ、つま先立ちが不可能、ふくらはぎを握っても足首が動かない、などがあります。また時間が経つとともに腫れも出ます。

足首の捻挫

足首を内側にひねり靭帯を損傷するケースが最も多く、痛みや腫れが起こり内出血を生じます。ジャンプからの着地時やベ切り返し動作時の過度な荷重のほか、着地時に相手の足に乗り上げてしまうなどで発生します。初期の対処が遅れると完治まで長引き、再発も起きやすくなります。

中足骨(足の甲)疲労骨折

中足骨疲労骨折は、ランニングやジャンプ動作による過度の体重負荷が、長時間、足部アーチに繰り返し加わることで発生するオーバーユース(使いすぎ)に起因する足のスポーツ障害です。金属疲労(金属板の折り曲げ運動)と同様に、繰り返し中足骨(足アーチ)へ体重負荷が加わって起こるので、急に起こる骨折とは発生原因が異なり見過ごされることがあります。

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